隣町でスペイン料理の店をやっている人から 携帯にメールが来ました、
その人とは 最初奥さんが店のお客さんで来てくれていて
そこから話をし始めて、「スペイン料理の 店をやっている」
と言う話から、何度かお店に食べに行くうちに友達になり、
あれから20年、
ご主人さんは自分より10歳(一回り?)違うから 60歳になってしまった。
最近はちょっと疎遠になっていたけど
昨日、 閉店のお知らせメールが届いて 驚きました。
それで、ちょっと電話で話したんですが
いろんな事があったそうで、お店自体はご自分たちの持ち物で
お店を居抜きで貸す話が出来たとかで、人に貸して自分達は閉める事にしたそうです。
以前から、「閉めて、スペインに行く」と言われてたので
一段落付いたら 夫婦でいかれるそうです。
外国で生活する事など 全く自分にはない選択なので驚きです。

そうやって、時間とともに人は変わっていくというか、環境が変わっていくというか、
この方たちが これから先どうやって生きていかれるのか解りませんが
自分達の行けるお店が 段々少なくなっていくのは非常に淋しい、

話が変わりますが、
うちはコーヒーをキーコーヒーから取っていますが、
先月から担当が変わりました、以前の担当の人 30くらいの人ですが
(驚き)生命保険のアリコに転職だそうです。
その方、キーコーヒーも転職してきて2度目の転職、
今新しく来るようになった担当の人も 置き薬の会社からの転職だそうです、
また、名古屋の包材を取っている会社のうちの担当も転職組の人
以前の担当も転職して来たと言っていました。
お客さんと話をしていても、時々 職が変わったという話をお聞きします、

自分はずっとこの仕事で 今さら転職などみじんも考えられませんし、
今止める事になったら、自分の存在価値が全くなくなる気がします。
でも、世の中 転職する人 結構多いと思って驚きますが、
それに、皆さん起用だなと思って・・。
昨日までコーヒーを売っていた人が、今日からは生命保険、
置き薬を売っていた人が コーヒーをお店に卸す仕事、
包材屋の人は 機械の部品関係の会社の営業をしていたと言っていましたが
その人が今は 菓子屋を回って お菓子の箱を卸している。
 二つの仕事に何の関係も無いと言うのにも驚きます。

この前テレビを見ていて、30歳くらいの男の人が サラリーマンから
転職して、あるチェーン店の回転寿司屋さんに再就職するというのをやっていて
その方それまで包丁すらさわった事もない人、だけどお寿司屋さんで
これからすしネタを切って お寿司を握るという
それを何日間だかの集中研修で身につけて もうお店に出るらしい、
だから、毎日粘土を刺身に見立てて 包丁で切る練習、
「エーー そんなのあり??」と 自分は思うんですけど・・・。

自分達のような店(業者)が仕入れ業者の人が新人だろうと転職者だろうと
エンドユーザーであるお客さんには 何の影響もない、ただ不都合があれば
自分がその人を怒るか業者を変えるだけだけど、自分がその会社と付きって行く気があれば
担当ならその人と付き合っていく事になるけど、
自分達もそうですが、そのお寿司屋さんだって、事件の焼き肉屋でも
不都合をこうむるのは 素人のお客さん、
それがどういう事なのかなんか、お客さんには解らない。

一ヶ月前までネクタイをしてスーツを着ていた人が、次の月には白衣を着て
お寿司を握って それをお客さんに出しているって・・・ どう書いて良いか解らない。
でもお客さんは知らないから、白衣を着て握ってくれたら
「アーこの人はすし職人さん」 見た目 30歳くらいなら 
「アー10年以上はお寿司の修行をされた人」と思うのではないでしょうか?
まさか、先月まで 背広を着ていたサラリーマンだとは思わないでしょう。

なんか そこが怖いと思うんです、
別に 一ヶ月の人が お客さんの前でお寿司を握ってはいけないと言う法律はないし、
でも、本当のお寿司という物が何なんか 全く解っていないし、
チェーン店ならすべてが 分業されているから その魚やお米がどこから どのように来たのかも知らない 
自分の仕事以外の事は 全くの素人、
「やれ」と言われた事だけど わけも解らずにやっている、
何項目かの マニュアルだけをしっかり守れれば もうその人はそこではいっぱしのすし職人
そこに どれだけの衛生管理、商品管理の知識と意識があるのか?

「人は見かけによらない」と言う言葉がありますが、普通 良い意味で使いますけど、
逆です。立派なすし職人だと思ったら、実は・・・・と言う事で、
いろんな事が不思議、
30歳そこそこの人が、生命保険とかチェーン店の作る人になったり、
全く違うジャンルにいくのは勝手だけど、
生命保険は自分が勉強して人脈を広げて売っていけば
ある意味個人事業主だから 歳を取っても自分次第でやっていかれるかも知れないし
ダメなら止めざるおえないだろうけど、
チェーン店で働く人は、そこでしか通用しない気がするんですけど、
40になっても50になってもそこで働かせてもらえるのだろうか??
あれこれ考えるとよく解らなくなる、
でも、そう言う素人のような人が提供する 商品が今は多い気がするという事が言いたいわけで、
「プロ」のような顔をしているけど、決してそうではない場合が多い。

あの焼き肉屋でも、捜査で卸業者に大きな問題があったように報道されていますが、
焼肉店で働いてた人たちにどれだけのお肉に対する知識と、衛生管理、商品管理(温度管理)、
の知識があったのか??
業者にしても、儲ける事だけを考えて、他の管理意識(知識)がどれだけある人たちがやっていたのか?
そう言うのは本当に人それぞれの意識だから 何とも言えないけど、
お客さんが側からしても、あまり安いからとか、話題だからとか、テレビに出たとか
そう言った第三者的な基準、うわべだけの格好良さだけで判断しないで
安いのは安い理由があるし、「お客さんのため・・」とは言うけど、
決して損をするような商売はしていないし、安売りだけど利益がしっかり出るような”からくり”があるのが
商売、ビジネスですし、
テレビだって タダ単純に放送しているのではなく、そこには何らかの作り手の「こう見せよう」という
意識や、裏で何らかの意図があってやっているのだから
その事を考えないで 見ただけの情報を鵜呑みにするのは非常に危険なような気がする。
情報は情報だから 解っていてそれに乗るというのも良いけど、
見る側の 賢さが大切なような気がします。