皆さんにとって、何でもないお金の金額っていくらですか?って変な質問ですが、お金は1円であっても大切ですけど、例えば予定外に何らかの理由でお金を財布から出さなくてはいけなくなったとき、1000円なら痛くもかゆくもない、3000円なら痛くもかゆくもない、5000円では?1万円では?3万円・・・、5万円・・・、10万円・・・・。それ以上でも別に・・・・とか。先日亡くなられた松方弘樹さんは スタッフやらなんやらを引き連れて、一晩で何百万使ったとか、そういう話は昔のスターの人の武勇伝として聞きますが、自分の財布になかなか万札は入らないですけど(情けない)、予定外となると、2〜3000円くらいなら、いきなり無くなっても、別に・・・とは思わなくても「まあ ショウガナイ」と思えるでしょうか?5000円となると ちょっと痛いというか 悔しい気持ちになるかもしれません。
自分は見なかったのですが、NHKの番組で 東京の話ですが金券ショップで、普通に山手線の切符を買うんだそうです。例えば渋谷駅から新宿駅とかの切符、と言って差額は10円とか。ハンバーガーとか牛丼は絶対割引チケットで買うとか、それとて差額は数10円、そういう人にとっては100円が予定外に無くなったら大変でしょうか?
食事に行って、別に特別な料理屋さんで食べるわけでもなく、例えばパスタとサラダと、ちょっとした御つまみの様なものとビールかグラスワインくらい頼んだ時、いくらまでなら納得しますかね?3000円以内、5000円は払えますか?それが、気まぐれでたまたま入ったお店で5000円以上の金額を言われたら、どう思って払いますか?自分は ちょっと納得いかない気になるかもしれませんし、入ったことに後悔するかもしれません。
何が言いたいかと言うと、気が付かないうちに 本当に日本人って貧乏になっているんですね。デフレ社会だからと言いますが、それもそうなんですけど、日本人全体で貧乏なんです。
映画で「バブルに行こう」でしたっけ?広末涼子と阿部寛の映画で、広末涼子がバブル時代にタイムトラベルするという話でしたが、その中で、バーかなんかのスカウトする人に、末広涼子がスカウトされて、「絶対、面接に来てね」と手渡されたおカネが3万円だったか。貸し切りの豪華客船の船上パーティーとか・・・それがバブル時代と言えばそれまでですが、「おカネなんか ちょっと何かやればすぐ入ってくる・・」と言う感覚。数万円のおカネに執着していない。それが良いわけではないけど、あまりにもおカネを出し惜しむ感覚が強いと 増々景気は悪くなります。
BSの外国の旅番組を見ていると、テレビが行く店だからと言うわけではなくて、普通の店でも ちょっとしたパスタが2〜3000円とか、生ハム、サラダと何かとワインを頼んで5000円くらいとか、今の日本人の感覚としたら「高っ!」と思うでしょうが、それが普通。そういう感覚があるのなら、日本に来た外国人、何もかもがクオリティが高くて この値段、治安は良いし、日本人は親切だし、彼らにとっては日本は物の安い 良い国なんでしょうね。
それは別にして、やっぱり 本当に日本人の全体の給料をもっと、もっと上げなくてはいけないし、給料が上がれば「何でもないおカネの金額」と言うのを上がるし、そうなれば モノの値段もあげられる、そうなれば安倍首相や日銀が言っている物価2%目標の達成も簡単な気がする。 そんな10円20円惜しむような感覚は 国を亡ぼすと本当に思う。