毎年クリスマスの苺の仕入れは悩ましい。
他のケーキ屋さんはクリスマスの仕事、儲けをどう考えているかわかりませんけど、
クリスマスの苺は 利益に直結していると思うので
1パック1000円も超えて1500円とかなると 本当になにをやっているのかわからなくなる。

昨日名古屋のフルーツの業者さんと話していたんだけど、
聞くと 去年のクリスマスは本当に苺がなくて Mサイズ Lサイズは1500円以上していたそうで
だから 少し大きめの2L 3Lを飾りに使っていたそうで、それでも800円以上していたそうで、

ケーキ屋さんにとってのクリスマス。
もう「クリスマスで儲けよう、儲かるぞ」という考え方ではなくて
「クリスマスは一年間の お客さんへの感謝のサービス」と言う考え方。
あとは「もう数量限定で それ以上は作りません」という シビアな考え方。
あと 自分からすると究極の選択で「クリスマスは もうやりません」と言って休んでしまう。
 
個人事業だから 人それぞれの考え方と経営方針(方法)でやればいいし
それでやっていけるのなら 別になにもいうことはない。

自分たちからしたら、やっぱり なんだかんだと言いながら 一年で一番お金が入ってくる
イベントだし、その入ってきたお金で 年末のもろもろの税金を払わなくてはいけないから
ウチにとっては やっぱりやらなくてはいけないイベント。
それ故に 苺をいかに安く仕入れるか? 大問題である。

ウチは なぜか開店以来からクリスマスは弱い。
23日か24日に毎年 新聞にクリスマスケーキを作っているどこかのケーキ屋の写真とコメントが載るけど
そういうケーキ屋の作る台数は2500台とか3000台とか書いてある。
ウチからしたら 天文学的数字なんだけど、
さっきの話に戻れば 3000台のケーキにつける苺代は総額いくら払うのかな??と計算してしまう。

今は材料すべての値段が上がっているし、お客さんの買い方を見ていても やはり不景気を
ひしひしと感じるし、
 今のウチの銀行の担当の人は 独身の若い人なんだけど
この前「クリスマスに彼氏(彼女)と何かおいしいものでも食べに行った?」と聞いたら
今の若い人たちは 本当にお金を使わない。食べに行ったといっても
昔のように フランス料理屋さんにでも行って 二人で1万以上払うというのは
考えにくいようで 
そういう 金銭感覚の若い人たちからしたら、
3000円以上のクリスマスケーキは非常に高く感じるだろうし、

お金を持っているはずの世代も 非常にシビアになっているし
若い人たちは お金を使わない。
ウチのことを考えると もう「大きく売れる。儲かって儲かって・・」というのは考えにくい
ではどうするか?
それでも全く売れないわけではないし、お客さんもいなくなったわけではないから
入ってくるお金の中で 地道に正直にやっていくしかない。
これしか 自分のやり方、方法論は思いつかない。
大変は大変だけど、その中で面白がろう、楽しがろうと思うようになった。
やれることは小さいけど 色々やってみて
この手はどう?あの手をやってみたんだけどどう?
こういうふうにしてみたんだけどどうですか?
みたいに 自分の思いついたやり方をお客さんにぶつけて試して楽しもうと思う。
そのくらいでないと 正直 悔しくてやっていられない。

昨日 PVのカウントが410にもなっていて驚いた、
多分お一人の方が 過去の書いた文章をずっと読んで下さったのだろうと思うけど
もし ケーキ屋さん お菓子屋さんなら ぜひ連絡して欲しい。
自分の書く文章は 決して楽しいことを書いているわけではない
どちらかと言うと 暗いし、ボヤキのような 大変だということばかり書いている
そんな内容を 過去にさかのぼって読む人は それなりに共感してくれたからだろうと思うから
何か いい話ができるかもしれないと考えます。