当店は近くに中学校があり、1km弱の所に小学校があります。
ですから 前の道は通学路になっています。
朝、夕 と大勢の小学生、中学生が店の前を通っていきます。
それで、一応店は「こども110番の店」になっています。

それでなのか、時々小学生がトイレを借りに来たり、水を飲ませてと寄っていきます
特に、入学したばかりの小学1年の子達がトイレをよく借りに来ます。
まあ、自分の子供も出た小、中学ですし、トイレくらい貸すのはかまわないですし、
そういうときはしょうがないですから・・。

それでも「のどが渇いたから水を飲ませて・・」と言う 小、中学生は 違う気がします。
自分達の子供時代 店に入っていって
店の人に水を飲ませろと言うのはちょっと考えられませんでした、
もっと言えば トイレだって なかなか言えません。
言える子、言えない子は当然いるでしょうが、
今の子達は少し、感覚が違うのかな?とその子達を見ていて思います。

そんなことがある中、一昨日転んでケガをしたという小学2〜3年の女の子が入ってきました。
見るとスカートで 両足をすりむいています。
ケガした子の友達が 「ケガしたので手当をしてあげてください」と言うのです。
そうかと思って、店の席に座らせて 傷口をウエットティッシュで拭いてやって
絆創膏を貼ってあげたら 一応「ありがとうございました」といって帰って行きましたが
聞くと その子達の家は もうすぐです。ケガと言ってもそれ程の物ではありません。
自分達の時代なら「ツバ付けておけば治る」と言われてしまう程度の物でした。
でもまあ 「手当してやって・・」と言って入ってきた子供を 「そんな程度・・」とも言えず
手当てしたのですが、もちろん知らない、見たこともない子です。
そういうとき そうやって入ってくることに少し驚き、
でも大体 トイレも、水を飲ませても、そういうときに入ってくるのも女の子です。
ウチがケーキ屋だから 入りやすいと思うのか、今の子は店に入りなれているのか?
ちょっと不思議です。

それでもっと違うと思うのは、別に礼を言ってもらいたいわけではないです。
普通のことだと思っています。
それでも店に入れて、絆創膏まで貼ってあげてたのに、
その親から 何もないというのが これまた不思議です。
親なら見れば 怪我をして絆創膏が貼ってあれば
誰にやってもらった?と思うでしょうし、それが関係のない店の人にやってもらって
と聞けば 一言 言ってきてもいい気がします。

今までも 「助けた」と言うほど大げさなことはありませんでしたが
下校中吐いてしまった子を助けたり、ケンカをして学校を飛び出してきてしまった子を助けたり
他にもいろいろありました。
それなりに 「子供110番の店」の役割は果たしていますが、
それに対して その親たちから礼を言われた記憶が 思い返すとありませんでした。
まあ礼を言われるほどの事もないと言えば無いですが
それはやっぱり「自分の子供が世話になった・・」と思えばの気持ちの問題なんですが。
自分達とはちょっと そういう感覚も違うのかなーと思って書きました。