若い頃 「この人はすごい、素晴らしい」とか「こんな人になりたい」とか
「尊敬出来る人」とか 
そう言う思いで ある人を見ていたら、

それから何十年たって再会して、話をしたら
「なんだ、こんなつまらない人で小さい人だったのか、」とか
「なんで あの時 自分はこの人を尊敬して、あこがれたんだろう?」
と思った事ってないですか?

若い頃というのは 割と一方向しか見えてないし、
その頃に たまたまそれまでに出会った人(親、先生など)とは違うタイプだったり
自分が目指す路の 遠い先(距離)にいる人だったり
ましてや、その人の個性が ある程度強烈だと
ついつい引き込まれたりするし、
ある意味 洗脳されやすい

ところがそれから自分だって、何十年とその道を歩き
それなりに人生経験をして、いろんな人と出会う事により
物事に対する見方、見え方、感じ方はそれなりに養われているから
昔尊敬した人が、薄く見えるのかもしれない。

後もう一つ、今この歳になって思い出して考えみれば
歳が10才以上離れていれば、22,3の自分からしたら
ものすごい大人に見えるし、大先輩になるし、
自分が経験していない事を 次々にやったり、話し始めれば
大した事でも、話でもなくても、すごい話になるし
ましてや 自分がその人の事をあこがれていたり、尊敬していればなおさら
何もかも 受け入れてしまう。
しかし、今思い出すと それ程すごい話をしていたわけではなかった気がしてくる

そう書きながら じゃあ 自分はどうだろう??
つまらなくて、小さい人間になっていないか?

元々それ程の人間ではないし 人の上に立っているわけでもないから
そう思う事はないけれど、

でも 「つまらない人間」にはなりたくないな。